▼基本性能と過去装備比較
大怪傑の装束セットの完全上位互換
基本ステータス以外の付加要素は行動時20%でバイシオンと言う破格の効果
▼ワンダラーズマントとの比較
早詠みが欲しいかバイキルトが欲しいかで決められる
補助呪文を開幕から継続的に使用する魔法戦士、どうぐ使いはワンダラーズが欲しいことが多く
自身でバイキルトをかける手段に乏しい盗賊、海賊は空賊が有用なことが多い
もちろん行く場所や役割によって大きく変わる職群であるため一概にそうとは言えないが、目安としてはこうなる
▼魔法戦士は鎧も着れる
どうしても早詠みが必要だったり、状態異常成功率を追求する尖った調整でもなければ
はっきり言ってワンダラーズと空賊を比較対象に上げるまでもなく、基本的には鎧を着ておくべきではある
守備力差100、HP差8はあまりにも大きい
▼状態異常成功率の価値
フォースブレイク・ダークネスショット
これはデュアルブレイカーなどで成功率を上げても確定に届かないが、一定確率で大効果(光低下)が入る敵
に対してしっかり効果がある
(額面通り10%増えるわけではないのがややこしいが、それについては過去記事を参照)
他に成功率を上げる手段としては攻撃魔力を上げるという択があるが、状態異常成功率10%を攻撃魔力に換算するとなんと175にもなる
最近で言えば源世庫パニガルムのじげんりゅうや、聖守護者のジェルザークⅠ~Ⅲ、ガルドドンⅠとⅡなどがある
過去まで遡ると邪神の宮殿に登場する半数程度のボスや一部コインボスあたり
そもそも確定ラインまで持って行けたり、最近では完全耐性で小ダウンしか入らない敵に対しては意味がないのが欠点
変わった使い方としてはレギルラッゾ&ローガストの魔戦があり、ギガスラッシュ、ギガブレイクがしっかり攻撃+攻魔の合計値で威力が上がるように大幅強化された点とも相性がいい
その他いろいろ
ハンマースキルのあれこれやジゴスパークの雷耐性低下、ラリホーマ、ディバインスペル、ルカナン、ボミオスなどなど
元々状態異常成功率2倍を持つ短剣、ムチ、盗賊のハンマーに関してはそちらの効果が大きすぎて装備セットの10%程度誤差になってしまうのだが
そうでない場合はしっかり元の成功率から1割増しで決まってくれるようになる
しかし、昨今のバトル事情でその1割増しを当てに戦うことはなかなかに少ない
と言うのも、敵の耐性が高すぎて異常2倍組に頼らざるを得なかったり、そもそも異常2倍持ちが増えすぎてそれが前提になっていたりが理由
故に現状このセット効果に価値を見出すのならば、やはりフォースブレイクに一点集中と言わざるを得ない
▼行動時バイシオンの価値
20%は本当に破格で、よっぽどでなければ常にバイキルト状態でいることが出来る
これにより新アクセサリーの「断罪のゆびわ」を装備しても、バイキルト切れによる火力ロスが発生しないことが強み
特に海賊は砲撃の威力に関係するバイキルトの維持が課題の職で、あるとないではかなり違うと言える
他には空賊+魔導将軍にすることで行動時バイシオンと早詠みを高い率で両立させるという択もある
立ち上がりに早詠みが欲しければワンダラーズを選ぶことになるが、戦線維持の安定度は空賊+魔導将軍の方が高い
▼総評
新職である海賊向けの防具になるとは思っていたが、ここまでだとは思わなかった
反面海賊以外の職では選択制、やや不利な印象は拭えない
…とはいえ、それはワンダラーズマントの汎用性が高すぎるからである意味仕方がない
海賊をメインに使いたいなら是非とも揃えておきたい