▼基本性能と過去装備比較
魔侯爵との重さ差はヘヴィチャージを前提にするとちょうど10となり、過去の鎧更新時と同じに調整されている
HPと魔力もわずかに伸び、攻めにも守りにも嬉しいセット効果
▼ミラーアーマーとの比較
まず被ダメージ-10については守備力の上昇により、対物理は1ポイントだけミラーが優勢と言う状況まで来ている
ただし、スカラが2段階かかると蒼穹兵団が逆に1ポイント上回ると言う関係で、セット効果やHP差も考えるともう蒼穹兵団がリードしていると言える
となるとミラーアーマーが優勢なのは守備力を参照しない攻撃に対してのみ
特に呪文に対しては行動時マホターンだったり、マホターンがなくても5%で反射だったりで大きく有利
しかし、昨今の鎧職は守りにだけ長けていても仕方がなく、魔剣士、魔法戦士を筆頭に戦士やパラディンですら攻撃性能に寄ってきている
それはつまりパーティを組むにあたって火力貢献のない職は活躍が難しいと言う事で
よほどいい錬金がミラーアーマーに揃っていて買い替えが困難と言う状況でもなければ蒼穹兵団を選んでしまうのが良いだろう
それでもミラーアーマーに価値を見出すとすれば、被ダメージ-10を活かしたにおうだちによる属性攻撃の無効化に一役買えるくらいだろうか
(におうだちを前提にすると被ダメージ-10の価値は属性耐性1%程度になることが多い)
▼鎧は常に最新が最強である
これはミラー→魔侯爵のような特殊な場合を除き、守備力と重さが最高のものを使うべきである
もちろんどちらも意味をなさないような敵は数多くいるが、悲しいかなそういう相手に対しては鎧職の出番はないのだ
つまり鎧職が戦場に赴くのなら、鎧職である意味、打たれ強さと壁役としての適性を最大限に活かせるようにと言うのが理由
その上で火力貢献度の高いセット効果である蒼穹兵団のよろいは、鎧職を出したいのなら迷いなく選べる性能
特に万魔の塔を攻略する際の魔剣士(サポ含む)の防具としても特に優秀で
特技ダメージが増えるのも然ることながら行動時バイシオンが本当に嬉しい
そしてセット効果ではたった5%と言えども、宝珠12%に盾スキル2%を加えれば19%もの確率で会心完全ガードが発生するようになる
全てのセット効果が余すことなく嬉しいのは装備選びの上でとてもポイントが高い
▼万魔用サポ魔剣士おすすめセット
武器防具
- 武 鳴神のつるぎor輝天のつるぎ かいしん率
- 盾 不落の大盾 呪文耐性
- 頭 即死ガード100%(+マヒor眠り)
- 上 呪文耐性
- 下 攻撃魔力
- 腕 かいしん率
- 足 なんでも(サポだとすばやさが嬉しい)
アクセ
- 機神の眼甲
- 幻界王の首かざり
- 武刃将軍のゆびわ
- セルケトのアンク
- 闇特技ダメージが上がるベルト
- 炎光の勾玉
- アガレスの紋章
ガナン勲章or夢幻勲章はお好みで
サポに求めることがはぐれ処理の優先度が高ければガナン、雑魚殲滅の優先度が高ければ夢幻と言った感じ
竜のうろこを付けられなくなった関係で、鎌よりも片手剣+大盾がオススメで
ステータスを攻撃魔力>攻撃力>HP>守備力の優先度で上げるとこういう感じになる
▼総評
どの職で着ても無駄がなく強い
一度触れたことだが、鎧はよほどでなければ最新が最強と言うのは変わらないため、長く使いたいなら早めの更新をおすすめする
(よほどの例:ヴァルハラメイル)(よほどすぎて過去のレビューを貼れるリンクがなかった)
なお、散々下げたような書き方をした魔侯爵は「ブレス耐性+8%」を活かす用途であれば使えることを添えておく
「悲しいかなそういう相手に対しては鎧職の出番はないのだ」というのは少々言いすぎな気がします。
特定の非物理攻撃への耐え調整を要求される戦闘…例えばパニガルムや輝晶獣で魔戦や魔剣士を起用する場合、かなりミラーが優勢だと思いますがいかがでしょうか?
その文脈についてはデルメゼやバラシュナのような相手を想定していただければと思いますが、少し主語が大きすぎましたねすみません
例で言いますと
パニガルムは源世効果の影響が大きすぎて防具の差はほぼありません
輝晶獣ですとミラーアーマーの採用理由は対呪文の方が大きいかと思われます(反射が不要なボイボゥ相手では会心完全ガードがとても優秀です)
本分にもあるように対呪文と言う一点に特化して反射ダメージで稼ぐ用途で優先して採用は出来ます
既に所持している錬金効果や装備枠、予算との兼ね合いでまだまだ現役でいられる装備ではあります
ご丁寧に解説いただき、ありがとうございます!