▼基本性能と過去装備比較
効果範囲増大系の扇が最適化されて登場、の第一印象
特技ダメージ+のある扇はクローリス以来、効果範囲系はセーラスファン以来となる
▼多段技が主力の扇と相性抜群
見た目通り物理職向けの扇で、現在扇を持って戦うことが出来る物理職は旅芸人と踊り子の2職となる
どちらの職も専用ラインが職の強みに沿っていて使い甲斐のあるものになっていて、特技ダメージの固定値加算も効果範囲の拡大も嬉しい
・旅芸人
一番最初に専用スキルラインをもらえた職であるにもかかわらず、そのブーメランがあまりにも強すぎたためブーメランに本体を乗っ取られた悲しき職と化していた
その上でようやくもらえた扇スキルラインは攻撃時魅了があまりにも邪魔で不評を買っていたが、実はこれはプレイヤー操作で使用することで解決できる
また、ブーメラン装備でオートマッチングへ参加すると何故か回復職扱いにされてしまう問題を解決できる武器でもあり、サポートなかま旅芸人との差別化を図れるようになった
扇旅芸人の特徴としては、デバフを与えるだけ与えてタタリ目演舞とおうぎ乱舞・改で単体大火力を取ると言ったコンセプトで
そのために必要なものがスキルラインに詰め込まれており、持つ扇は攻撃力さえ高ければ何でもいいの状態となっている
単体に与えるダメージを特化させるのならば特技ダメージ+30は破格の効果であり、以後3世代程度は攻撃力による塗り替えが起きない程度に強い
・踊り子
旅芸人と似たコンセプトだが、与ダメージがデバフ数に依存せず、神速シャンソンで扇スキルの発生が遅い問題を解決できるところが差別化点
すばやさの基礎値も高く、職業スキルラインに行動間隔1秒短縮を持つため
神速シャンソン下でおうぎのまいを連発する動きは癖になる楽しさがある
このおうぎのまい特化型は扇踊り子で運用していくにあたり単体DPSが最も高く、状況に応じて範囲攻撃も可能、1ターン目の範囲バイキルトもある、CT35秒で範囲蘇生も可能、となかなかの汎用性を誇る
特技ダメージ+は言わずもがなの強い効果だが、効果範囲+の方もアゲハ乱舞・改や百花繚乱の攻撃技を初め、よみがえり節、風斬りの舞、回復のララバイ、各種属性低下ステップ、状態異常ダンスなど幅広いところに有効となっていて
花星のおうぎの基礎効果の恩恵を余すことなく受けられる相性の良さを見せている
▼その他の扇職
武闘家、天地雷鳴士の平成スキル組は風斬りの舞専用装備であり、効果範囲を拡大させたいのならガルーダテンペストの下位互換となる(いにしえの扇はすばやさが上がるため)
また、開戦時CT短縮効果のある輝天のおうぎや、開戦時必殺チャージのあるひっさつのおうぎ(Lv60装備)もある
専用ラインを持っているのは賢者とスーパースターになるが
賢者は杖と違ったアプローチの呪文攻撃型(短剣魔法使いと似ている)なため攻撃魔力が上がることくらいの利点しかない
残るはスーパースターだが、この職業の扇はおしゃれさ特化のラインになるため、ラグジュアルリムからのプレシャスレインを強く使ってくださいと言った形になる
その場合は効果範囲の拡大も攻撃魔力の上昇も嬉しいところではあるが、他の要素があまりにも貧弱で銀幕の世界が前提条件となっている気がしなくもない
必殺チャージを確認し、扇に持ち替え、ラグジュアルリムを使い、銀幕の世界からのプレシャスレインを連打すると言ったところだろうか
▼総評
旅芸人、踊り子で扇を握ってみたいと思うのであれば年単位で使える性能になっているため強くお勧めする
特に旅芸人のおうぎ乱舞・改は思ってる3倍ぐらいのダメージが出ることも多々あるので一度使ってみてほしい