▼基本性能と過去装備比較
短期決戦向けの基礎効果が二つに加え、攻撃力の伸びがすさまじいことになっている
両魔力もきっちりアロケルから5ずつ上がっており、基本スペックが非常に高い
反面レベル105以降すばやさのステータスが消えたままなのはやや残念ポイント
▼扇を使う職は賢者と踊り子
・賢者
行く先と役割によって調整が180度変わる職であるが
ドルマ特化の黒仙翼、回復やバフも器用にこなすバランス型のアロケル
この2枚を差し置いて輝天を持つ理由はかなり薄い
必殺チャージ率が高いことで魔犬の仮面による自己バフ維持に一役買えるか…?程度のありがたみだろうか
開戦時CTも10%程度では当てにできるものではないし、そもそも賢者を短期決戦で採用するケースがあまりない
・踊り子
攻撃力が劇的に伸びている、という一点がまず選ぶ理由であり
風斬りの舞スタートであればいわゆるラッシュタイムまで扇一本で行くこともあり
そこでのつるぎのまい、おうぎ乱舞のダメージは大きく上がる
そう言った用途になりやすい邪神、防衛を始めとした短期決戦、周回要素の高いコンテンツに強い職であるため
開戦時CTは10%でもありがたいし、荒神の舞もしっかり使っていけるためチャージ率が高いのも良好
ただし、アロケルのおうぎは特技の効果範囲+1mがあり
たった1mでもその1mで敵の攻撃範囲外から各種ダンス、ステップによるデバフを狙うことが出来るのは唯一優れた点
防衛軍で言えば移動の合間に会心まいしんラップや回復のララバイをねじ込んだりすることもあり、その際に1mの差で難易度が変わったりもする
▼他職では
武闘家も旅芸人も天地雷鳴士も、風斬りの舞を使うためだけの武器であるがゆえに、扇は何でもいい
こだわりがあるのなら武闘家の場合は開幕だけ持つことも多いため、たった10%でもCTが引けて、風斬り時に必殺チャージが起きる確率もあがるのは優秀と言える
天地雷鳴士と言えば扇のイメージを持つ人も少なくないだろうが、それはもはや過去の幻影であり
スティックの攻魔補正向上、スティックスキルが専用ラインになったことで扇は風斬りの舞を使うためだけの武器と言っても過言ではない
それでも天地雷鳴士で扇を持ちたいのなら、アロケルのおうぎで効果範囲+1mを活かすしか道はないように思う
▼総評
攻撃力が一気に上がったことで踊り子のおうぎ乱舞が条件次第でライガークラッシュを超える可能性が少し高くなった
基礎効果二つは開幕だけ持つことも多い扇にとっては嬉しい二つで
少しでも装備を最適化させたい人は「開戦時会心率上昇」の錬金を狙ってみるといいだろう
もちろん普通に使う場合は攻撃力を上げるべきだが、今後何世代かは開幕だけ持つならずっと最適になれる