マイナー職を救え ①戦士編

▼はじめに

この記事はバージョン6.0現在で出番、人口の少ないであろう職を独断と偏見で紹介し、数少ない使い道や今後の展望を好き勝手に書くコーナーです

必然的にやや否定的な文章が出ることも多くなりがちなのでご注意ください

▼戦士という職業とは

転職リストの一番上にいる、ドラクエ3から続く転職システムのあるナンバリングでは皆勤となる代表的な職業の一つ

一時期はとあるスキルの存在により猛威を振るい、「もう前衛とか戦士以外要らないじゃん」とまで言われたほどの職業

そういった”悪さ”をした時期があるせいで開発に目を付けられ、現在はちょっとHPの高いだけな何の特徴もない職に落ちぶれている

▼今現在の戦士という職の強み

  • 真・やいばくだきで敵が味方に与える全てのダメージを30%減にする
  • 高いHP、力、守備に加え、鎧や大盾を装備可能で耐久力は全職中でもトップクラス
  • ブレイブチャージという、自身のCTを‐20秒させる破格の専用スキルを持つ
  • オノスキルが戦士専用ラインとなっており、攻撃を当てるごとに5%で真やいばと同じ効果が付与される

強い、強すぎる

こんな強い職業が大人気じゃないなんて何かの間違いでしかない

なんて茶番は置いといて

●真・やいばくだきとは

チャージタイムが開幕0秒、通常60秒、そして効果時間は30秒

付与率はきようさ依存で大きく上がり、技巧宝珠Lv6+きようさ500であればほぼ100%になるが、きようさ500はなかなか難しいため

実際は90%~と言ったところが限度

ただし邪紋のつるぎを装備することにより、かなり簡単に付与率100%を達成することは出来る

通常CTが60秒で、ブレイブチャージを前提にした場合40秒スパンで使うことができ、効果時間が30秒ということは真やいばが付与されていない時間はたったの10秒ということになる

10秒間はタゲ下がりなどで時間を稼げば、実質的に敵が攻撃してくる時間のほぼ全てを真やいば状態にすることが可能

まさに戦士を象徴するスキルで、一時期前衛は戦士以外要らないと言われたほどであるのはこのスキルのせい

しかし……

現在は敵側の耐性に「与ダメージ減耐性」という、言い換えれば真やいば耐性なるものが設定されてしまっており

真やいばそのものが効かない敵が数多くいる
(なんならちょっとした強敵程度にも弾かれてしまったりする)

ちなみにこの真・やいばくだきというスキル、一度下方修正されており

修正前は敵の与ダメージ減少倍率がなんと50%であった

そりゃ戦士二人で一生真やいば状態にさせとけば誰も死なない、最強である

▼戦士が使われない理由とは?

ここまで読んでいただけていれば誰もが想像はつくだろうが…そう「真やいばが効かない敵が多すぎる」からである

つまり言い換えると戦士の価値は真やいばにしかないということで

高い耐久力も守備力を無視する攻撃があまりにも多いせいで、他職よりちょっとHPが高い程度では死ににくさの度合いなど大差なく

HPリンクがあるまもの使いや、いつでもSHTで軽減効果を得られる武闘家に比べると実質的な耐久力は劣っている

当然そういった職は火力が本分であるため、いくら専用ラインのオノスキルを以てしても適うはずもなく、何の取り柄もない職として戦場から追い出されている訳である

戦士の高い耐久力は敵に真やいばが効いて初めて活かされるため、真やいばが効かなければそうなるのは自明

▼戦士を救うには?

「真やいば耐性なくせ!」

というのが一番手っ取り早い解決策であるし、そうなったところで困る人は誰もいないと思うのだが頑なに真やいばを許す気はないらしい

はっきり言って現状の職バランスで真やいばが全ての敵に確定ヒットになったとしても、戦士は選択肢の一つになる程度でしかなく、以前のような環境になることはないと断言できるのだが

真やいば以外の何かで戦士を最前線に立たせようという案は…残念ながら私の頭では浮かばない

というのも、戦士という職のスキルや装備は全て真やいばを中心に構成されているからであり

そこから真やいばを抜いたところで残るのは中途半端な火力、デバフスキルだけなため

そんなことなら何度も言うように戦士でなくてもどの職でも出来る、ただの没個性職業にしかならないのである

鎧を装備可能と言う点に着目し、自発的に重さを上げることが出来れば壁役としては使えるようになるが

そっち方面ではパラディンと言う専門がいるため結局何かに劣ってしまうことになる

真・やいばくだきと同じ減衰効果を与えられるスキルにはヤリスキルの武神の護法があるが

真やいばが確定で効くようになると今度は武闘家やどうぐ使いが好き放題やりだすから…なんて声が聞こえてきそうなもので

それに対する回答も単純明快で、「武闘家から武神の護法をとりあげればいい」なのである

割と過激派な回答である気もするが、正直武闘家の護法をダメージ減衰目的で使っている人はほぼいなくて

単純にダメージ上限が高く、テンションを有効に使える攻撃だからなのであれば、ダメージ減衰効果なし、倍率やや高めの別名スキルに変えてしまえばよいのだ

▼そんな戦士にも使えるところはある

正直言うと私自身かなり好きな職ではあるので

  • ゼルメア探索
  • やや古めのコインボス
  • 闇のキリンジ狩り

と、この辺りはかなり使い勝手が良く適正も高いためよく連れだしている

共通するのは、「真やいばが効くか、戦士の重さが有効な短期戦闘」と言うあたり

この辺りで使ったことがない人は是非一度使ってみてほしいのだが、あまりの快適さに感動すら覚えるかもしれない

あとは一応、極致への道標に出された一部のお題は戦士でないとクリアが不可能な数値が設定されている

▼つまり

戦士と言う職は弱いわけではなく、強いところを意図的に潰されているだけ

ちゃんと戦士として使っていて楽しい要素が残れば、戦士を使う意味がある敵がいれば

今のような不当な弱職扱いをされることもなく、武闘家もいいけど戦士もいいよね、のような普通に選択肢として挙げられる職にはなれる

もうこの記事内だけで何度目か分からないが、真やいばさえ、それさえ許されれば聖守護者にもコインボスにもパニガルムにも、何にだって行ける職になる

その上で他職の席を潰さず、共存できる職に調整されているはずなのに、本当にもったいない

▼まとめ

  • 敵の真やいば耐性、なくそう
  • 職バランス壊れるなら武から護法なくして別の技入れよう

自分でも意外だったのだが、たったの2点しかなかった

弱いから使われないわけじゃないなら強い部分を際立たせてあげるだけで何とでもなる、と言うことなのだろう

 

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