▼基本性能と過去装備比較
風虎、トライバル、ガナドールに続く4代目の完全上位セット
基礎ステータスのおしゃれさが伸びセット効果からおしゃれさが撤廃されたことにより、新たにみかわし率プラスを得た
単純な性能差で言うと「HP+3 攻撃+3 守備+48 重さ+3 きようさ+13 すばやさ+13 みかわし+3%」
と、そんな感じで守備力とみかわし率で防御面がそれなりに向上する以外は錬金大成功くらいの差しかない
▼ガナドールからなら買い替えない理由はない
完全上位なのだからそれは事実だが、飽くまでもリソースの分配を完全に無視した場合にのみ言えることで
はっきり言って買い替える理由は「守備力を向上させたい場合」が一番大きい
守備力が影響するダメージにおいて、この数値は打たれ名人が入ってるか入ってないか以上であると言えば影響の大きさが分かるだろうか
なお、セット効果の攻撃力3はバイキルトがかからないため、輝晶核強化や女神の木などに劣ってしまう
当然ながら錬金効果が劣ってしまっては買い替える意味が全くなくなってしまうため
わずかなステータス向上のために時間を割けるかどうかが判断基準となる
▼各職他防具との比較
・武闘家
◎開祖 聖域
〇ファフニル
△レギオン
ファフニルメイルの時にも解説した通り、コマンド短縮効果が過剰になりつつある現状では、一閃突き・改の会心をどれだけ出せるかに左右される可能性が高い
当然そうなると開祖の道着が一歩抜きんでるわけだが、クアドラピアーと輝天のやりを比較した際に輝天を優先すると言う選択肢もある
その場合は聖域の闘衣を選択し、抜けたコマンド短縮の穴を埋めつつCTスキルの使用を重点して火力を稼ぐ立ち回りにもできる
つまるところ
- クアドラ+開祖の会心特化型
- 聖域+輝天のCT特化型
この2つをお好みのプレイスタイルに合わせて選べば良い
当然ながら会心特化にしてもさみだれ突きや打成一片は使うし、逆にCT特化にしても一閃突きを打つ回数はさほど変わらない
なので一概にどちらが強いかなど測ることは出来なく、プレイスタイルによる得手不得手で変わることの方が大きい故に、自分のあってる方を選択すべきだという事
他にはファフニルでピオラを維持して魔犬の仮面を外す、と言った型も悪くない
が、レギオンだけはダメージ上限の関係で一歩劣ってしまう
・バトルマスター
選ぶ武器種によって相性のいい防具が大きく変わる
●片手剣の場合
- 会心特化が強い
- 片手スキルにコマンド短縮-1秒がある
- 全体モーションが短く強敵、長時間戦闘向き
- 輝天のつるぎ効果でCT短縮を狙える
- (例外)はやぶさ改二刀流による爆発力
これらすべてと噛み合うのが開祖の道着で、天下無双を主軸にしなくても十分な火力が出せるため
天下無双を打ちにくいor打つ意味がない環境は片手剣+開祖が抜群に強い
不利よりの仕様である「職業スキルでの攻撃では攻撃時CTの効果を得られない」点も天下無双を使わないことで引きやすくなっている
●両手剣の場合
- 天下無双ゴリラ
- プラズマブレードによる起点づくり
至ってシンプルにこの2点だけでいい
つまり多段攻撃が強いという事で、ファフニルメイルの相性が非常に良い
天下無双しか打たないという事は、聖域セットの利点がピオラがかかるまでのコマンド短縮分くらいしかない
1ターン目からノーバフで天下無双を連打するような短期決戦であれば当然有効だが、そんな戦闘は何を装備していようが最早誤差
天下無双ではCT短縮を引けないという点もあり、ここはファフニルが有利
●ハンマーの場合
- ランドプレートの範囲拡張
- ハンマースキルによるデバフ役
- インテリ系天下無双
ハンマースキルで場を整え、条件が揃ったら両手剣より強い天下無双を打ち込む
と言うスタイルになるであろう武器で
そうなるとハンマースキルでCTを引きつつ、コマンド短縮も便利に使える聖域がリード…
と思いきや、左手に輝天のつるぎを持てることで1行動あたり10%でCT短縮を狙えるため
ここでも多段攻撃が多かったり行動時バイシピオラが強かったりのファフニルメイルが一歩リードする
左を輝天にするデメリットがハンマー系宝珠の「極意のみ」が乗らなくなるだけで、技巧系宝珠(シールドブレイクとウェイトブレイク)は何故か乗るためハンマーの採用理由を邪魔しない
当然天下無双、ランド、プレートインパクトの「威力」だけなら左もハンマーが良いのだが
・まもの使い
◎聖域 (開祖)
〇ファフニル
△開祖
HPリンクによる耐久力の高さは全職中でもぶっちぎりのナンバー1なため、単純な耐久力アップの恩恵が嬉しい
武器攻撃スキルを主体に戦う職であるため、自力でCT短縮効果を狙えるのが防具のセット効果以外には魔石球のムチしかない
ムチ装備時のCT-10秒も合わせると-20秒を前提とした運用も可能になり、ウォークライ1回の間にビーストファングを2回打つなんてことも出来るようになる
(CT短縮がなくてもできるが猶予が1秒しかなく難易度が高い)
しかし、CT管理や行動順の把握など求められることも増えてしまうため、ファフニルメイルで特技ダメージ+を稼いでおくと言うのも一つの手
特にまもの使いがパーティに入る4人戦闘はまもの使いで2つの席が埋まってしまうことが多く、バイキルトの更新を行動時に頼れるというのはとても大きい
開祖の道着に関しては、主に防衛軍の高速周回にて用いられる
ツメの通常攻撃でどれだけ会心を出せるか、と言うところまで来た以上これを超える防具はまず出ないだろう
・踊り子
この職は装備可能な防具が2種類あるため、魔力が必要か否かによって着分けるのだが
- 職スキルにコマンド短縮-1秒がある
- 元々すばやさがとても高い
- 聖翼のドレスと言うライバルの存在
- 開祖の道着と言うライバルの存在
この辺が重くのしかかり、聖域の闘衣をわざわざ選択する意味はかなり薄い
そもそもこの系統の防具を選ぶ理由が攻撃時CTが欲しいという理由だけだったので
同じ効果があって魔力も守備力も高い聖翼のドレスがある以上最早出番はないと言っても過言ではない
唯一勝っている点が攻撃力+8だが、どうしてもそれが欲しいと言う場合のみだろうか
▼総評
また上位互換か、と思ったのだがただの上位互換ではなく申し訳程度でも新しい効果を付けてくれたのは良かった
前回のトライバル→ガナドールの時もそうだったが、守備力40おきに上位が出てきているのは今後も続くのだろうか
個人的には目新しい効果を見たかったなあと言うのが本音だが
おそらくもう上位効果を出していかないと経済を動かすことが出来ないのだろう
買い替えが一番進むのがこの効果だ、と言ったメタ的な理由で出てることは疑いようもないが、倉庫問題だったりゼルメアに行かせたい思惑だったりがあるのだろう