▼基本性能と過去装備比較
片手剣らしい会心率特化な性能
どの職で持つにしてもうれしい効果だが、片手剣スキルの高性能さゆえかツメや棍と比べると数値は控えめ
おもさが5も上がっているところが今までと大きく違う点
▼職業適性
◎ バトルマスター パラディン
〇 戦士 魔法戦士 占い師 遊び人
・バトルマスター
過去の片手剣にも会心率が上がるものは多くあったが、もう1枠の追加ダメージは今までで最もマッチしている
つまり片手剣二刀流で最も火力を出そうとする場合、特定状況下のはやぶさの剣・改を除き間違いなく最適だろう
惜しむらくは左手装備分の会心ダメージプラスが右手ダメージ分に乗らないことだが…
邪紋は左に持っても効果があっただけに何故？とは思ってしまうが、左手ダメージの会心にはしっかり乗るので（通常打撃しか会心は出ないが…）
宝珠もそうだがダメージ増加系統の効果は左右で独立しているのだろう
錬金は右会心、左攻撃と定石通りに選ぶのが良い
・パラディン
片手剣を持てることで守備一辺倒だったパラディンも火力としての役割を持てるようになった
さらに鉄壁の進軍と言う火力助長スキルも獲得し、片手盾職としては戦士とはまた別の方向で強くなっている
また、おもさが5伸びていることがものすごく大きく、これにより過去の片手剣を選ぶ理由が一切ないほど
錬金は片手剣である以上やはり会心率を上げるべきなはずなのだが…
鉄壁の進軍の攻撃力増加の効果は戦鬼の乱れ舞や料理効果と同じく会心ダメージには乗らない仕様のため
いっそのこと会心に頼らない片手剣使いとして攻撃力を上げるのもいいのかも知れない
ただ、その場合基礎効果がアンマッチとは言わないまでも恩恵が薄くなってしまうためどちらが優れているとは判断が難しいところ
判断材料としては、敵の守備力が高ければ高いほど会心率が優勢になるので
パラディンで戦う相手のことを考えるとやはり会心率を伸ばしておくべきかとも思う
・戦士
戦士を火力職として扱うのは戦士と言う職に対して失礼と言うか、他に適任がいくらでもいる話なのだが
そこそこの火力がある死にづらい物理アタッカー、としてみると使いやすい場面は非常に多い
故に片手剣にも火力を求めるのは至極当然のことなのだが、戦士には真・やいばくだきとチャージタックルと言うスキルがあり
この2つのスキルは邪紋のつるぎによる状態異常成功率+10%があることで基本成功率が100%になる
真やいばは技巧宝珠が30%になったことで邪紋なしでもかなり高い成功率まで来ているのだが
チャージタックルの基本成功率が90か100かでは大きな差がある
死ににくさを求めたい以上、真やいばとチャージタックルによる敵単体への無力化を優先したほうが良いのでは、と私は思う
攻撃力差が20近くあり、基礎効果二つの差も含むと純粋な与ダメージはそれなりの差になってしまうが
結局のところ「死なないことが一番の火力」を地で行く職のためそこを最優先にすべきだろう
・魔法戦士
魔法戦士と言えばもちろんフォースブレイクで、そのフォースブレイクの成功率を最大まで上げることが出来る邪紋のつるぎという大きなライバルがいる
とは言え、デュアルブレイカー下だったり、攻撃魔力を上げることで確定ラインに乗せたり、そもそも大を入れることが絶望的だったりなど
邪紋よりもこちらを選ぶべき場面は数多く存在する
つまるところ、フォースブレイクの運用方法次第で邪紋との使い分けをすることになる
錬金は片手剣である以上会心率を上げたい…のだが
ミスor1ダメージが出なくなる、準命中攻撃力ラインに乗せる必要がある場合は攻撃力錬金を選ばざるを得ないこともある
・占い師
片手剣スキルで攻撃することはあまり多くない職であるが
片手剣スキルを使うのなら確実にどの片手剣よりも優秀
しかし、片手剣を盾と合わせてガード目的で採用している場合は呪印のつるぎかセイクリッドソードの基礎に劣ってしまうため
用途に応じて選べるとよいだろう
・遊び人
特筆事項がある職ではないため何を書いてやら、と言ったところだが
片手剣を持って遊ぶなら会心がたくさん出たほうがきっと楽しい事だろう
ついでにわずかながらダメージも伸びて、持っていい事しかない片手剣
ぱふぱふ、ひゃくれつなめと言った状態異常成功率が影響する特技もあるが
それらの率を気にするなら短剣を持てばよいので、片手剣を持つならダメージを伸ばしてみるのも一興
▼総評
片手剣にとってうれしい基礎二つで、どの職でも持ちたいと思える装備
邪紋やはやぶさと言った特定状況下で尖る装備とは別に、シンプルに強い武器になっている
ただし、会心率1.2%は武器1世代分の攻撃力（片手剣なら10前後）で簡単にまくられてしまうため
追加ダメージも15となかなかに寂しい数値なため2世代に渡って使うのはやや厳しいかも知れない
