▼基本性能と過去装備比較
基礎効果を見ただけで強いと確信できるそんな棍
属性攻撃や会心率という、棍と相性の悪い基礎の過去二つと比べると差は明確か
▼職業適性
◎ 武闘家 占い師
〇 旅芸人
△ 僧侶 デスマスター
・武闘家
常にテンション状態で戦えるスキルを持ち、空いたターンで自発的にテンションを上げることもでき
更にはテンション時ダメージ+100のレギオンメイルセットも装備できてしまう職
新宝珠、なぎはらいの真髄、奥義・棍閃殺の真髄も合わせるとテンションボーナスだけで320、500にもなる
当然ながら氷属性のダメージアップも棍ならではで優秀だし
棍スキル全てにおいてアンマッチな部分が何一つない理想的な棍と言える
ただ一つ気にかかることがあるとすれば、ヤリスキルがあまりにも強すぎてこれだけ優秀な棍でも霞んでしまう事だろうか
天地のかまえや氷結らんげきは棍スキル特有でとても優秀なのだが…
・占い師
武闘家ほどではないにしろタロットデッキを駆使することでそれなりの頻度でテンションを使え
相手の守備力を無視する属性範囲攻撃を持つ占い師にもとても相性の良い武器
攻撃力が異常に伸びたムチ、弓聖とダークネスのある弓がライバルなわけだが
単純な攻撃力の高さで言えばやはり棍になるだろうか
また、アビスセーラーを駆使することで盾なしで闇か雷耐性を100にすることもできるので
棍を持ちながら闇耐性を100にした占い師はレギルラッゾたちで活躍できるかも知れない
・旅芸人
旅芸がわざわざブーメランより棍を持つのは対単体火力をどうしても数ターンにまとめたい時くらいだろうか
そんな状況がいつあるのか、は置いといて対単体火力であればブーメランよりは上になれる
もちろんそういう状況であれば氷ダメージアップもテンションダメージアップも有効でしかない
・僧侶
ヤリとの選択肢になる武器だが、僧侶の棍にヤリを差し置いてまで使う場面があるかと言われると
足ばらい、氷結らんげき、天地のかまえ、水流のかまえあたりを上手く活かせる場面でないと劣ってしまう事だろう
氷結もダメージではなく氷低下を目的に使う場合がほとんどなので
他に選べる棍がないのも事実だが、少しでもガード率の高い極楽のこんやカウンター率のある金剛のこんもありだろうか
足ばらいや氷結のために会心率を上げられるだけ上げる、なんて調整もないこともない
・デスマスター
この職が鎌以外の武器を持つこと自体が相当に稀なケースなのだが
攻撃、回復をほとんど放棄し蘇生役としてのみでなら鎌よりもわずかにガード率が高い棍を選ぶことはあるかもしれない
とは言え呪文発動速度錬金を普通につけられない、そもそも鎌にも血吸いの守りがある、など
持ってるから無理やり使おう、くらいの用途しかないのも事実だろうか
デスマスターと言う職で鎌以外の武器のことを考えると、何故既存職と同じラインで実装してしまったのか…とばかり考えてしまう
▼総評
棍と言う武器種に必要な効果が二つということで優秀な棍
どの職でも他に持てる武器が優秀すぎて出番を奪われている感じは拭えないところが惜しい
とはいうものの、装備を出番のあるなしだけで選んでいても面白くないので
棍を持ちたい、と言う一心さえあればどの棍よりもおすすめできるいい武器と言うことだけは添えておく