▼基本性能
まずは未だ現役であろうスライムショット以降の性能を比較
ブーメランやムチ、扇には何の説明もなくとも魔力が付与されるようになったというのに
追加効果2が空いていて魔力が付与されているだけというのはもう少し何か望みたいという気もする
▼職業適性
◎賢者、占い師
〇魔法戦士
△レンジャー、どうぐ使い
・賢者
賢者が弓を持って戦うことはあまりないのだが、ピンポイントで弓聖の守り星やダークネスショットを使いたい場面で有効
ダークネスショットの成功率だけならヒュドラの弓が一番いいのだが賢者にとっての魔力は重要ステータスという事を考えると
ブメ盾から持ち替えた時に魔力が落ちないというのは賢者にとってはとても有用
錬金は火力を出したいわけではないのでかいしん率、呪文発動速度あたりが有効
・占い師
占い師にとっての弓は攻撃力の高さもさることながら、ついでに魔力まで上がるというのがこれ以上ないほど有用
戦車のタロットにとっては災禍の仕様変更やエンゼル魔王のCT増など、向かい風ばかりなことで使うことはあまりなくなってしまったが
占い師が装備出来る武器で一番魔力が高くなるのがこの蒼穹の王という事で、選択する価値は十二分にある
塔、隠者の低下率や死神の呪い付与率などはムチには適わないが、ついでに回復魔力も伸ばせるのがとても有効
スライムショットが未だ愛される理由として開戦時CTによる展開の早さがあるが
占い師には皇帝のタロットがあるので初手を他の行動にとらなければいけないほどでもなければ攻撃力と魔力を取るのが良いだろう
錬金は特に何もなければこうげき力を推奨
・魔法戦士
魔法戦士にはクロックチャージという特技があり、これが開幕から20秒で使えるのか30秒で使えるのかは天と地ほどの差がある
それを可能にするのがスライムショットであり、未だ魔法戦士にとって手放せない武器になっている
しかし、開戦時に装備していればいいだけなのでクロックまでの20秒の間に武器を変更する余裕があるのなら
スライムショットから蒼穹の王に持ち替えておくというのは非常に有効
攻撃魔力が上がることでフォースブレイクの成功率が上がり、各種弓CTの威力も基礎攻撃力の差から大きく上昇する
錬金はフォースブレイクの成功率のみを追求するのならかいしん率、そうでなければこうげき力を推奨
また、マダンテを1秒で詠唱するために腕と合わせて呪文発動速度を25%にする必要があるので、1枠のみ呪文発動速度にするのも有効
・レンジャー
レンジャーにとって回復魔力の上昇はありがたいと言えばありがたいのだが、レンジャーが回復をメインで担当することはほぼないし
ザオラルの成功率はすでに100%に達しており、回復魔力を伸ばす理由は蘇生時のHP回復量を上げたい場合のみ
賢者と同じようにブーメランから弓に持ち替えた時に魔力が10しか落ちないというのは有用と言えば有用なのだが
せっかく弓職で唯一スターダムセットを着れるというのもありダークネスショットの成功率を追及できるヒュドラの弓の方が向いているのでは、と思う
もちろんその辺りの成功が期待できないほどの相手なら基礎スペックが高い蒼穹の王を選ぶのが良い
錬金はわざわざ蒼穹の王を選ぶのならこうげき力を推奨したい
・どうぐ使い
どうぐ使いが弓を持ってやりたいことは、ライトフォースで戦うときに魔法戦士と協力して光耐性ダウンを維持したいときくらいで
それならば低下率が一番高いヒュドラの弓を選びたく、また開戦時CTを得ることで展開を早めることができるスライムショットも欲しい
低下率が100%になるのなら蒼穹の王が一番攻撃力が高くなるため、他を選ぶ理由はなくなる
つまりどうぐ使いにとっての蒼穹の王は攻撃力の高さというメリットしかなく、他職からの使い回しならともかくどうぐ使いのためにわざわざ用意するほどの武器ではないだろう
▼総括
魔力の付いた弓というのは長らく待望していてようやくなので非常に期待度は高い
今後登場する弓に何の記載がなくとも魔力が付与されるようになることになれば、と思う
にしても、追加効果がほぼ死に効果でしかなく非常にノーマルな武器で未来はなさそうだなぁという印象
魔力の付いた弓という事でオンリーワンにならない限りは次の武器追加までの命なのは間違いないことだろう