▼基本性能と過去装備比較
エトワールコート（Lv96）以来の必殺チャージアップセット
特技ダメージ加算値も全防具中最大を更新、体上下に基礎効果付きと色々と新しい要素が詰まっている
▼新必殺技による必殺チャージプラスの強み
戦闘時間が短くなればなるほど強く、特に恩恵が高いのはレンジャーとスーパースター
遊び人はもともと必殺チャージ率が高いため相対的な恩恵は薄く、旅芸人と踊り子は新必殺技の性能がそこまで高くない
▼各職適正
・旅芸人
特技ダメージ+20がとにかく強く、それ以外は可もなく不可もなく
状態異常成功率はブーメランを持っていれば気にならないし、行動間隔もほぼキャップしている
比較対象になるのは聖翼のドレスによる攻撃時CT短縮、行動時聖女の守りで、これらを特技ダメージ20のために捨てるかと言うと微妙なところ
また、サポート運用の場合は行動間隔を重視しなくてはならないので（サポート仲間はコマンド間隔が1.5倍ほど長い）
その場合はかぜのマントかグレイスフルコートが強い
・レンジャー
ゴッドクローを持つことでCT短縮問題を解決し、ツメと相性のいい特技ダメージを増加させ、アヌビスアタックを使える回数が増える
ここまででもはや選ばない理由がないレベルだが
欠点として行動間隔が短縮されないことで、ツメを持ってターンを余らせず行動した場合かぜ、グレイスフルと比較するとそれなりの待ち時間が発生する
（もちろん1秒を争うレベルで気を使っていないと気が付かないレベルではあるが）
中衛職としての起用であれば気にならない差だが、同盟バトルを始めとした火力起用の時、アヌビスアタックの効果時間中に何回行動できるかに差が生まれる可能性がある
仮に差は生まれなくとも、ツメによる通常攻撃を多用する場合は少しずつ遅れていくのが実感できるためそこだけが悩みどころ
・スーパースター
必殺チャージ率が高くなることが採用理由のほぼ全て
基本的にはそれ以外に選ぶ理由もないためほとんどなにをするにしてもスパングルセットで良いのだが
鎌スキルの確定暴走を利用したラリホーマ、メダパニーマを戦略に組み込むのならグレイスフルセットの異常+10%は誤差ではなくなる
・踊り子
右手に扇を持った時に特技ダメージ特化で使うと強い…ように見せかけて
実はファフニルメイルセットが特技ダメージ+15に加えて攻撃力が7伸びるため最大ダメージに関してはやや劣っている
しかし、攻撃力以外の全てのステータスが大きく勝るため、総合的にはスパングルセットが強い
なお、防衛軍のような短期決戦タイプの戦闘において必殺チャージを目的とした場合は天の冒険者のころもの開戦時必殺5%に劣ってしまう
その天の冒険者は頭装備がフリーなため、守備力を最大にするにはスパングルフェザーを採用できる…くらいだろうか
・遊び人
呪文が使えないことと元々の必殺チャージ率が他職に比べかなり高いことを考えると、セット効果の2つがほぼ死に効果となる
（厳密には体下の開戦時早詠みも）
とは言えグレイスフルを選ぼうが聖翼を選ぼうがやれること、やることを考えると大差はないので
基本的には守備力が一番高くなるスパングルセット…と言うか最新の防具にしておけばよい
▼総評
過去装備で言うとタンブラーセットにかなり近い印象で、特徴のない装備に仕上がってしまっている
呪文発動速度と特技ダメージが同時にセット効果になっても嬉しい職がいないのが残念なところ
（つまりセット効果に死に効果がどうしても含まれてしまう）
基礎ステータスの伸びが大きめなのと、体下の開戦時早詠みが今後に期待できる要素
現状でもかぜのマントの下に入れることで有効に活用できる
