V5.3新防具レビュー 「ミラーアーマー」

▼基本性能と過去装備比較

数値を見比べた時に目を引くのが守備力の伸びがこれまでの3倍近くと言う破格の数字に

また、魔法戦士が装備できるようになったからか申し訳程度に魔力が伸びるようにもなっている

▼職業適性

◎ 戦士、パラディン
〇 魔法戦士

・戦士

ヴァルハラ、ネヴァンとセット効果のない鎧を2世代も続けて着せられていた不遇な職だったが、シュバリエ以来久々にセット効果で選ぼうと思える鎧の登場

ステータスの大幅アップが嬉しいのはもちろん、被ダメージ減効果があるおかげで守備力の高さに加えて受けるダメージを大きく減らせる

特に固定ダメージ減は多段攻撃や、属性を持たない固定ダメージ攻撃に対して非常に有効

竜のうろこや打たれ名人、職スキルの被ダメージ減やかばうの心得などと加算関係にあるため、他職なら一撃でやられてしまうけど戦士なら余裕を持って耐えられる

というまさに鎧職らしい仕事がしやすくなる事だろう

ただし一つだけ懸念があり、セット効果のマホターンがかかるとAIの優秀な敵モンスターは呪文攻撃を使わなくなるという点

万魔の雑魚程度ならマホカンタがかかっていようがかまわず乱射してくるのだが

ゼルメアの中ボスレベルになるとマホターンがかかっているキャラを対象にしないどころか、範囲内にそのキャラがいるだけで攻撃呪文を使ってこなくなる

パーティで一番前にいるであろう戦士の場合、イオ系やギラ系、マダンテと言った回避可能なサービス行動の呪文を使ってくれなくなるというのがマイナス要素になってしまうことがある…と言う事

もっと言えば、敵によっては呪文攻撃より通常打撃の方が痛かったりするので、そちらの抽選率が上がるのもよろしくない

特にサポート運用の場合はそれが顕著になってしまう事だろう

自操作の場合はパラディンと違い、キャラクター単体に対して使用できるかばうというスキルと相性がよく

マホターン付与を確認して範囲外へと敢えて離れ、敵の呪文を誘発させてからかばうで反射する…と言うこともできる

相撲やCT管理も含めて自操作でこそ真価を発揮すると言っても良い

・パラディン

戦士よりも更に鎧の性能を重要視したい職なので、単純にスペック上昇と言う意味では選ばない理由がない

守備力の上昇値が高いということは、鉄壁の進軍用の守備力100n調整をスカラ2段階状態で行いやすくなったり

一段階上の調整に出来たりするので、守備力の数値には他のどの職よりも敏感になっておきたい

特に被ダメージー10の効果は小さいようで大きく、これがあるかないかで耐える耐えない、無効化出来る出来ないはいくらでもある

遥か昔、鉄壁のよろいのレビュー時にも触れたが、属性ダメージ減の体上装備を集めるならば被ダメ減がセットにある装備の方が息が長く、また有効に使える

におうだち時のみで見たとしても、被ダメージ-10はおおよそ属性1%換算になることが多い

マホターンと呪文反射の方はオマケ程度に見ておけばよいだろう

・魔法戦士

190以降のスキルを一つ潰すとは言え、新たに鎧が装備できるようになった魔法戦士

元々の装備職群の性能に比べると魔法戦士らしさ、と言うか多くの場合はFBの成功率や行動間隔あたりの方を求められることが多い

しかし、魔法戦士と言う職は中途半端に耐久があり、また盾を持たない事も多いため思った以上に脆いケースもかなりあり

魔法戦士と言う職に攻撃魔力、つまりFBの成功率を求めないのであれば

「鎧装備の魔法戦士」という今までと全く運用の違う職として色々な用途で活躍させることが出来る

魔法戦士をパーティに組み込みたい戦闘…と言えば正直言ってもうほぼ全ての戦闘なのだが

中でも魔法使いや賢者の呪文ダメージを軸に戦う戦闘だと、FBの火力底上げはほぼほぼ必須と言ってもいいくらいの強さで

それくらいの戦闘になってくるといわゆる「FB大」を期待できる戦闘ではないため魔力と言う数値がほぼ死にステータスになる

具体的にはレグナードやジェルザーク、ガルドドンなど

「前衛が敵の進行を阻害し、後衛が遠距離攻撃で攻める」と言った戦闘が指せる

また、一部防衛軍や邪神周回においても「FB大が確定する状況」であれば他装備に比べた圧倒的な守備力が嬉しいことも多い

とまあ、鎧魔戦の強さをつらつらと語ることになってしまったが

魔法戦士に耐久を求めない戦闘になると流石に大怪傑や機工博士には劣ってしまうが、よほど尖った調整、戦闘以外ではとりあえず鎧着てればいいよ!と言うことが伝われば幸いである

▼総括

鉄壁の時もそうだったが、このセット効果は完全上位が出ない限り2世代以上は現役でいられるため

鎧なのに息が長い、というありがたい装備になる可能性が高い

次以降も同じ数値で守備力が伸びるなら、2世代先には対物理用としては劣ることになるが、それでも長く使えるだろう

 

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