▼基本性能
まずは一つ前の賢哲のころもセットとの比較
さいだいHPとMPが+2、しゅび力が+12、両魔力が+10、おもさが+5、おしゃれさが+8、すばやさときようさが+4
そしてセット効果も比べることになるフォーチュンローブセット(頭クルーガー)との比較は
さいだいHPとMPが+2、しゅび力が+15、両魔力が+9、おもさが+5、おしゃれさが+8、すばやさときようさが+6
セット効果の差は炎闇が‐2%、それ以外が+3%となっていて取捨選択が悩ましい
▼職業適性
◎天地雷鳴士
〇魔法使い、占い師
△僧侶、賢者
・占い師
全ての攻撃ダメージではなく、全ての属性攻撃ダメージというのがポイントで、うらないパッシブのタロットダメージ+300%とはかかるところが違うため効果が大きい
闇属性攻撃がとても多く使える占い師だけど、闇属性ほどではないにしろ雷や光、氷あたりも使う機会はそれなりにある
当然闇属性一点だけを見るならフォーチュンセットなのだけど、闇だけ5%伸ばすより全属性を3%伸ばすほうがトータルとしては良いのではないか、と思う
とは言えやはり用途によっての使い分けが最適解になってしまうのは事実で、他のセットの方が優れている場面をいくつか挙げると
- 白箱狩りで死神のタロットを打ちたい時はフォーチュンセット
- 回復役として占い師を起用する場合に炎雷耐性が必要なら賢哲セット
と言った感じだろうか
ちなみに塔のタロットのダメージを増やしたい場合の「クルーガーセットのダメージ+3%vsインテリのうでわのこうげき魔力20」は
1ターン目に塔のタロットを打つ前提だと属性ダメージ+3%はこうげき魔力+30以上に相当するため、クルーガーセットの+3%に軍配が上がる
・天地雷鳴士
この職はまず回復職ではないので耐久力よりも攻撃力の方が求められることが多くなる
ダメージキャップが高いCT特技三つのうち二つが炎属性で、フォーチュンセット優勢かとも思うのだが
天地雷鳴士自身が炎属性を低下させる手段がなく、事実上必要な攻撃属性は土属性と風属性に寄っていることが多い
なので炎属性だけが5%伸びるよりも、全属性を3%伸ばすほうがトータルダメージは大きくなる可能性が高い
新職にも関わらずほとんど使われていなく、考察が進んでないのも事実なため断定することは難しいが
このバージョンで相対的にも直接的にも強化はされているので今後に期待したい
・魔法使い
魔法使いと言えばメラ系呪文であり、その威力を追及してこそという職であることは間違いない
しかし、昨今の戦闘事情では特に意識しなくともメラゾーマの2999、メラガイアーの9999は特に珍しい案件でもなくなってきているのも事実
なので次に伸ばすべきはメラ系呪文のダメージではなく、マヒャデドスの範囲高ダメージという事になり
その場合に選ぶべきはフォーチュンセットよりクルーガーセット、という事になる
当然クルーガーを選ぶということは+3%でもメラゾーマがカンストダメージに達するという前提条件なので
そこに到達していなければ行動の大部分がメラゾーマである魔法使いにとってはフォーチュンセットを着たほうが良い
簡単に言うと
「防衛軍に魔法使いで行きたいならクルーガーセットの方が強いよ、でも4人PTだとまだまだフォーチュンかな」
と言ったところ
・僧侶
賢哲から最大HPが2、魔力が10伸び、さらにターン消費しない率2%があるのは僧侶としてはとても魅力
特に基礎ステータスが重要な職であることから、基本的に防具は最新が最強
…のはずなのだが、賢哲セットの炎雷20%減と言うのはそれが有効な場面であれば基礎ステの差などあってないようなものになるほど強いと言う事実
なのでクルーガーセットの出番は炎雷への属性耐性が必要ない時、という事になるが
昨今の戦闘事情で僧侶を採用したい場合に炎雷属性が不要である場合はほとんどなく、せっかくの高性能ローブだけど出番はあまりないのかなあと思ってしまう
・賢者
装備の選び方は僧侶とほぼ同じになることが多くなってきて、魔法使いのような運用をすることはほぼなくなった
僧侶と違う点は「暇なターンにやることが攻撃しかない」ことなので、属性ダメージ+3%は結構優秀だったりする
…のだが…とまあ僧侶と同じ感じになる
僧侶以上に基礎ステータスが重要な職なのだけど、やはり炎雷20%減と言う壁は高い
▼総括
占い師と天地雷鳴士がかなり適正の高さを見せ、元祖ローブ職の3職は買い替えは出来ず買い足しにとどまる結果になった
天地雷鳴士も運用するなら盾職になりそうな気もするので、蓋を開けてみれば賢哲着てきてくださいになる可能性も否定できないが…
とは言え、火力面を見た場合戦神のベルトで10%か13%かほどの差がある訳だから優秀なことに変わりはない
地味ながら最大HPが伸びる点は打たれ弱い職だらけな装備職群には嬉しかったりする