▼基本性能と過去装備比較
古くはフォーチュンセットより続く炎闇ダメージプラスが3代目の登場
ソポスと比較した場合は守備力+33、魔力+38で、呪文発動速度2%がなくなる代わりにターン消費しない率と会心暴走率が伸びる
速度なくなるのはどうなの?と思わなくもないが、魔力差や早詠みの存在も考えれば全く気にならないレベルである
▼職業適性
◎ 魔法使い 賢者 天地雷鳴士 デスマスター
〇 占い師
△ 僧侶
・魔法使い
やはり魔法使いと言えば炎ダメージを追及してこそであり、アビスひかりと魔力が伸びてもソポスが使われ続けた理由がそこにある
以前は攻撃魔力キャップの関係で装備の更新すら不要であったが、現キャップは1500とまだまだ遠い地点にあり
装備の基本ステータスをはじめ錬金やアクセなど、攻撃魔力を伸ばす価値が大いにあるので
純粋なステータスアップがダメージアップにつながる職としては是非更新したい
セット効果については炎5%以外はほぼ空気のようなもの
・賢者
こちらも闇ダメージを追及する用途の場合は魔法使いと同じことが言える
他には回復を担当する場合であっても基礎ステータスが伸びるだけで十分に採用価値がある
ただし、ひかりのローブとの比較であれば魔力差は4しかないため回復魔力を伸ばすためだけの更新だと
あまりにもコストパフォーマンスの悪い買い物になることは覚悟しておきたい
暇なターンにやれる攻撃行動がドルマドンかイオマータかでひかりのローブと選択制にできれば理想だろう
なお、両方通すことが出来る場合は打てる回数の多いドルマドンを優先する方が良いが
飽くまで理論的に打てる回数が多いのはドルマドンなだけで、実戦的な意味で打てる回数が変わらないならそれはイオマータの方が断然強い
・天地雷鳴士
ほぼほぼ攻撃魔力を上げることのみが強さにつながる職なため、基本的には最新防具で魔力を盛ればそれでよい
しかしひかりのローブとの差はたったの4で、炎属性の攻撃を使うかどうかに価値を見るのが良い
天地雷鳴士に光属性攻撃ははいため、間違いなくひかりのローブよりは攻撃面で見ると優秀なのだが
マホターンによる攻撃呪文への耐性を重視するかどうかで選ぶことになる
実際は自身がマジックバリアを使え、盾も持ちやすい職であるため攻撃呪文への対策はそれで完結させてしまい
防具のセットは攻撃を偏重するのが良いかな、と私は思う
・デスマスター
自身の固有スキル、鎌スキルと共に闇属性の攻撃魔力依存の攻撃が非常に多いため
回復役、というか蘇生役兼味方が誰も死んでなければ攻撃、のような役割になるこの職とはとても相性がいい
具体的にはれいかんスキルの呪詛、大呪詛、ギラグレイド 鎌スキルの冥王のかま、ハデスの宴がダメージアップ対象
天地雷鳴士と同じく光属性攻撃は持たないが、盾を持てない職であるが故ひかりのローブのマホターンが思わぬ活躍をすることは意外と多く
味方の死亡は気にならないものの自信の死亡は大きなロスとなってしまうため
当てにするにはランダム性が強すぎるが、死亡回数を減らすことが出来るならひかりのローブにも選択の余地はある
また、盾を持たずとも雷闇耐性を100%に出来るアビスセーラーも、その耐性が有効であれば何よりも強い
・占い師
光属性ほどではないが、闇属性攻撃も多く持つ職で主にタロット攻撃がそれにあたる
また、魔法戦士と組みやすくフォースを受けた物理攻撃も得意なため、ファイア、ダークフォースでの運用も視野に入れることが出来る
とは言えわざわざフォースをかけられるならダークネスショットでの光低下を当てにするのが与ダメージは大きくなるため
ライトフォース+ひかりのローブには一歩劣ってしまう
加えて闇属性タロットの攻撃もダメージ上限値の関係で+5%が有効に働かないこともそれなりに多く
1ターン目から範囲へ4桁ダメージを出せるという長所も
魔剣士の邪炎波がガードもされない上位互換のような存在になっているため価値が薄い
・僧侶
魔法系防具の時は僧侶への適性が低くなってしまうのは仕方ない事なのだが
ひかりのローブとの魔力差がたったの4しかないことで
「回復魔力を上げつつマホターンと言う余計なバフがかからないようにする」
ための防具と言う視点でしか採用理由がないように思う
ベホマラーのキャップが解放され魔力が高いことに意味を持てるようになったため
天地雷鳴士の攻撃魔力と同じ感覚で回復魔力をとにかく上げることが強みになる職になった
よって基本的にはセット効果がなくとも魔力が上がればそれだけで装備価値のある防具である
▼総評
炎闇ダメージプラスのセット効果は最早標準装備でなければ更新できない
その1点だけで見ればそれ以外のセット効果はかなり貧弱で
防具自体の基本ステータスのためだけに更新するようなもの
とは言え炎闇ダメージのセット効果が毎回あるわけではないので
その効果がついた防具が出た時だけ…のような感覚になってしまっているのは否めない