▼基本性能と過去武器比較
長らく魔法冷遇時代だったこともあり両手杖のレビューは天恵石以来久々に
なので途中の神域と黄昏も含めてしっかり比較してみた場合
HPが上がらない、きようさも消えている、行動時覚醒はおいしいけども暴走率は実質死に効果
と言った点が印象に残る
神域はもはやスペック不足で、比較すべきは黄昏との一点かなとも思う
▼職業適性
△ 全職
これも他の装備と同じく今まで当たり前にあった基礎ステータスが上がらなくなっている点がどうしても向かい風
基礎効果二つは魔法使い向けではあるが、黄昏の魔杖にあるきようさ+20と追撃、開戦時覚醒効果があまりに強い
特に魔法使いは魔力もすでにキャップに到達しており、魔力を10増やす利点もないためわざわざ選ぼうとはならない
行動時覚醒だけは魔法使いにとってはおいしい効果だが、災禍やFB、霊脈陣などダメージ伸び要素を短時間に集中させる戦略が強いのもあり
あまりダメージを稼げない時間で覚醒更新の1手使っておくことにデメリットを感じないので個人的にはあまり魅力的ではない
逆に魔力キャップがない天地雷鳴士では基礎効果が何の意味もないミスマッチな印象
賢者はベホマラーを使うかどうかで黄昏の魔杖を持つか持たないかになり、ベホマラーを使うなら追撃は邪魔になる
しかしベホマラーを使うならHPは5でも上げたいし、行動時覚醒も暴走率も不要とまではいわないがあってもなくても変わらないレベルである
残るは魔法戦士だが、扇職や踊り子の手を借りずに覚醒を付与できる、という点が優秀
…なのだが、おもさが2下がるのを許容出来ればその用途だと天恵石の杖に劣ってしまう
と言ったようにどの職でも欲しい効果が全くかみ合わない
▼総評
追加効果枠が既存と同じで数値も増えていない、過去装備から適当に持ってきただけでは?
と思うくらいあまりに雑な作り
HPも上がらないきようさも上がらないであれば魔力を10増やす以外に持つ用途がない何とも残念な新装備だろう