▼基本性能と過去装備比較
最大値ではないものの最大HPのステータスが復活
他に目を引くのは攻撃魔力がの伸びが異常な高さな事だろうか
▼回復量+10%ってどうなの?
結論から言ってしまうと、「ないよりはマシだが新しく出来るようになることはあまりない」
と言ったところ
この基礎効果で最初に浮かぶのは当然「僧侶のベホマラー全然回復足りない問題」である人はとても多いだろう
しかしこの10%というのは聖なる祈り(+100%)ベホマラーの奇跡(+12%)と合算であり
ベホマラーの回復量は最終的に222%にしかならず、劇的に回復量が増加する訳ではない
(実際の回復で言うと今までの最大回復量から+30くらい)
とは言ったものの、僧侶はすでに回復魔力がベホマラーの上限に達しており、ステータスが上がっても回復力は増えないため
回復力を伸ばす手段が他にない以上持たざるを得ない、となる
ちなみにこの効果、書いてある通りだが呪文だけでなく特技にも効果があるのでモーモンのフワフワダンスにも有効
スキルラインに回復量+50%があり、それと合算で+60%になるわけだが
僧侶が+112%→122%なことを考えるとエイルのスティックを真に活かせるのはモーモンの方なのかも知れない
▼回復職以外では
攻撃魔力が一気に伸び、天地雷鳴士は扇装備時よりも攻撃魔力を高くすることが出来るようになった
その差はなんとスティックスキルの攻撃魔力パッシブを含めると50もあるので
天地雷鳴士が盾を持ちたい場合は扇スキル(主に風斬り)を使いたい場合を除きスティックが圧勝ということになる
(黒仙翼のおうぎの土5%など魔力50差の前にはないも同然)
仮に風斬りを必須としていても、風斬りしたら持ち替えしたほうがいいくらいの差
更に行動時聖女の守りまである以上、レギルラッゾ&ローガストや万魔の塔など、天地雷鳴士の盾装備時の武器はエイルのスティック一択と言っても過言ではないだろう
他にはメラゾーマ、ギラグレイドを主体とする踊り子(もはや絶滅種と言えるが)の左手用としても嬉しい一品
説明文には癒しのスティックとあるが、癒しどころか火力おばけになれるスティックである
▼過去スティックの評価
・ルネッサンステッキ
HP補正値が最大な事、ザオラルの射程距離というユニーク効果は一生ものなこと
ザオラルを頻繁に使わざるを得ない戦闘でスティックを持つならばこの先もずっと使えることだろう
逆に言えばそれ以外の用途はないのだが
・シビュラスティック
行動時祈りは確かに強いのだが、それ以外の特徴がないことが大きな向かい風
そもそも祈りは回復力を増すために必要なわけなのだから、継続して高い回復力になるより瞬間的に最大になるエイルに勝てる見込みがないと思っている
・ピンキーエッグ
最早これは呪文発動速度が少し高いだけのスティック
それぐらいエイルとは比べ物にならない
▼総評
エイルのスティックがめちゃくちゃに強い!
とは言うわけではなく(強いことには変わりないが)
今までのスティックっていったい何だったの?という感想
はっきり言って僧侶のベホマラーの回復量はこの+10%を含めても全然足りていない
将来的な何かを見越して控えめな性能にしてあるとしても、現状今すぐを見た場合焼け石に水程度だろう
今はモーモンに持たせて王家周回をより快適にしよう、と言ったくらいか
どちらかというと回復職より攻撃職の方が嬉しい、というのは皮肉な話
扇で特技の範囲+1mあるものと比較してもこのスティックの圧勝となりますか。万魔もレギロもいかに多く巻き込んで攻撃できるかが重要と考えていたのですがどうなのでしょうか。
それは扇のレビューにも書いた通り大事なのですが
土5%すらない攻魔50差だと数回程度の巻き込みではまくれないのでスティック圧勝だと思います
万魔に関しては範囲+1mで巻き込める状況があまり増えないのと、その一撃で倒せないと意味がないので評価は低めですね