▼基本性能と過去装備比較
どちらの効果も装備品での基礎効果としては初登場
特にCT-5秒の方はこれまでの常識が変わる可能性を秘める
▼スティックと言えばまず僧侶だが…
このスティックを装備することでまず-5秒
僧侶のスティックスキルラインの効果で更に-10秒
そこからCT短縮のバフ効果(クロックチャージなど)で-10秒
これにより僧侶であれば最大でチャージタイム-25秒の状態にすることが出来る
CT短縮バフは魔法戦士がいなければ現実的ではないもの、そうでなくても常時-10秒が-15秒になるということは
①攻撃を受けたい場面でファランクスがない状況が減る
ファランクスはCT60秒の効果時間が30秒で、効果時間との誤差が15秒まで縮まる
これにより連続で僧侶タゲを引いたときであっても、アイギスの守りと併用することで常に25%の軽減を使えるレベルまで到達する
動作の大きいアイギスを出来るだけ使わずに攻撃を受けにいける回数が増え、動きやすくなる
②女神の祝福の回転率が上がる
CT-5秒も然ることながら、行動時5%で女神の祝福の方も実はとんでもないことを言っている効果で
これがあることで自分への女神の祝福を使わなくて良い場面が増え、その分を前衛に回すことで間接的にパーティの攻撃力を上げることが出来る
・以上の2点により
このスティックは僧侶での対デルメゼを強く想定しているスティックだとはっきり言える
回復力で賢者に劣り、どうしても倒さねばならないパーティからはどうぐ使いに席を取られてしまった僧侶だが、
Ver7以降で復活の芽があると、そう言われているような気がする
▼欠点は回復力の低さ
ステータスの伸びが以前より小さく、回復魔力は6、攻撃魔力は5しか上がっていない
(前回はどちらも+10であった)
更には他のスティックにある回復量の増加や祈りの維持、射程範囲の拡大など直接的な回復に関する強化が一切ないことで
回復魔力が6上がった程度では過去のスティックに比べ回復と言う一点だけでは劣ってしまう
回復職としてその欠点は致命的では?と思わなくもないが
それでも無条件CT-5と行動時女神はそれを補って余りある強さだと思っている
なお、サポート運用に関してだけ言うとやや不適と言った評価にせざるを得ない
と言うよりはサポ僧侶に必要な要素は行動時聖なる祈りが大きすぎるためではある
▼踊り子でも様々な用途
回復力の低さが全く気にならないため、何の迷いもなく持ち得装備になる
そしてチャージタイム短縮と言う、あらゆる効果において最も強いものを無条件で頂けるのだから持たない理由がなく
ここからさらに左手でエレガントポイズンを持つことでCT-15秒を狙うことが出来る
他にも右手が扇であれば左手に装備することで常時CT-15秒にすることも可能
呪文主体であれば右スティックの方が有用なため、右扇は左に短剣を持つ必要がない場合の選択肢だろうか
左手分の火力は下がるものの、開戦後5秒で神速シャンソン(風斬り後すぐ使える)や
つるぎのまいが20秒ごとに使えるなど新しいことが色々と出来るようになる
▼天地雷鳴士は祈星のスティックと選択
よほどでなければひつじ雲スティックを持っておくべきではあるが、ザオリクの射程をどうしても伸ばしたいことがあればと言ったところ
また、げんまとげんま解放の仕様変更により扇を持って風斬りをする必要すらなくなったため
これまで以上にスティック以外に持つものがない職となった
▼新職業竜術士では
スティック自体の性能が高く、回復をする職業ではないため
盾を持つ必要があるのならば間違いなく選ぶことにはなる
とは言ったものの竜術士はスティックを持って戦いたい職性能ではまるでないため、今後の拡張がなければスティックで戦うことはおそらくない
(仮にあったとしたら天地雷鳴士と同じ方向性になるため好ましくない)
▼総評
強い
もしキラキラポーンの仕様変更が行われていない世界線であれば、全パラディンが持つことになる性能であった
同様の効果が出て来ない限り永久に使い道がある
女神の祝福は聖女の守りと違い、これによる生存が行われた時でも必殺チャージを阻害しないため
本来当たってはいけない単発ダメージに無理やり当たりに行って必殺誘発を狙う、なんてことも出来たりする
(良い子はマネしないで)
個人的に面白いなと思ったのは踊り子の左手用として攻撃錬金のスティックにすら使い道がありそうなところ
いうて重さが足りてたら、パラは一生これ握ってるんじゃないですかね
スティックを持って耐えるだけのパラディンでは現代の戦闘にはついていける気はしません
タンクの役割であっても最低限の火力を持てなければそれは戦闘が楽になるとは言わないので
5秒短縮があってもティンクルバトンとグランドネビュラだけでは厳しいでしょう