▼基本性能と過去装備比較
ドラゴンウィング以降基礎攻撃力が17~18ずつ伸びているのが目を引く
呪文発動速度に関連した効果が多いのが特徴
▼職業適性
◎ 旅芸人
〇 賢者 どうぐ使い
・旅芸人
旅芸人に限った話ではあるのだが、昨今のブーメランは基礎効果よりも攻撃力の方が重要で
特技ダメージ20よりも基礎攻撃力18の方が大きなダメージを出せることが多い
一応、特に条件がない状況で4体以上の敵を巻き込んだデュアルカッターの場合は総ダメージだとやや希水晶がお得なのだが
与えるダメージよりも「攻撃時呪文威力低下」と言うデバフ効果が非常に強い
これは相手の低下耐性に依存した成功率で呪文の威力を下げる魔力かくせいの逆の効果を付与できるもの
他にこれをつけることができるのは鎌スキルの厄災の滅撃、レンジャーのあんこくのきりぐらいで
このデバフはなんと1段階で-50%、2段階で-75%もの威力低下を引き起こす
難点はFBを始めとした低下耐性に依存していることで強敵相手にはほぼ通らない事なのだが、それはまあ他のデバフにも言えることなので仕方がない
特に有効なのが邪神の宮殿に出現するボス達で、オートマ周回だろうが固定の高速周回だろうが安定度が抜群に上がる
※魔幻の芸術家のマダンテだけは2段階下げても1万近くのダメージを受けてしまう
錬金選びは特にこだわりがなければこうげき力を上げておくのが良い
こだわりがあれば攻撃時マヒ、幻惑が特に強いが こちらは2枠以上を錬金で狙うのがほぼ不可能になってしまったため防衛軍で拾うしかない
・賢者
賢者のブーメランは回復力と自身の耐久力を最も高く出来るため、回復職としての起用であれば選択肢になる
ブーメランである以上手が空いたターンにレボルスライサーを投げることもあるので
強敵相手に準命中以上の攻撃力を確保するため、基礎攻撃力の数値が大事であればこれを選ぶのが良い
他の選択肢はステラツイスターかドラゴンウィングになるわけだが
ステラツイスターは行動時CTと開戦時早詠みは抜群に優秀な反面、攻撃力が低すぎてレボルが使い物にならなくなりがちな点と呪文発動速度5%がないのが欠点
対してドラゴンウィングは無駄が一切なくバランスが良い
シビアな戦闘になってくると回復魔力10の差でも生死にかかわることはないとは言えないので、防具やアクセなどとの兼ね合いで選ぼう
錬金は何を選ぶにしても呪文発動速度にしておくのがよいが、入手難度は相変わらず高い
・どうぐ使い
賢者と同じように盾を持ちたい場面での起用だが、賢者よりもレボルスライサーの重要度が高い
もっと言えば、レボルスライサーのためだけにブーメランを持つこともあるので
その際に有用なのはやはり行動時効果であるドラゴンウィングか希水晶のブーメランになるだろう
与ダメージで言えばレボルスライサーに限るとファルコンウィング、それ以外は希水晶のブーメランが上回る
とは言ったものの微々たる差であることは間違いないので行く場所、役割に応じて適したものを選びたい
・レンジャー、遊び人
どちらも旅芸人のブーメランに全てを食われてしまったようなもので
もはやレボルスライサーを投げる以外の用途が見当たらない
となればやはりどうぐ使いの項でも触れたように少しでもあればいい行動時効果か、与ダメージ最大のファルコンウィングかになる
▼総評
基礎効果二つがいまいちミスマッチな感じはあるが、攻撃時呪文威力低下は特定の場面で長く使えそうな気配
デュアルカッター、デュアルブレイカーであれば攻撃時10%を2回判定してくれるので
それなりに信頼度の高いデバフとして扱っていけることだろう
魔力かくせいを打ち消す手段であったり、逆に2段階下降状態から魔力かくせいを使わせることで無駄ターンを作ったりなど
受けるダメージを減らす以上に攻撃チャンスを作れることが増えるのも強い
一応呪文発動速度つきの基礎ステータス最大として今後1~2世代ほどは現役である可能性も高い