苦手意識の強い人が多いであろう幻妖の黒公子だが、要点さえ抑えれば実はそれほど脅威ではない
まずは公式ガイドブックから書き写した詳細データを載せ、そこから掘り下げていこうと思う
※範囲効果は体感による大まかな数値なので、ズレの可能性もある
※減衰率%とはそのデバフの付与率が最終的にカットされる割合 数字が少ないほどカット率が高い(例:25なら0.25倍にする)
なお、以下の解説は平均60秒で周回したい目標の前提である
▼要点その1 通常攻撃以外でダメージを受けないこと
【対象を指定】かつ【前方扇状、帯状】の範囲攻撃は敵味方問わず、発生の瞬間にすれ違うような移動をすることで回避が可能
表で言うと、多くの人が頭を悩ませたであろう虚無の剣がこの対象(一応痛恨の一撃も)
この避ける動作は敵モンスターが巨大であればあるほどすれ違える位置に移動できなくなるため難易度が上がる(相撲判定に引っかかってすれ違えない)
しかし人型である幻妖の黒公子(以下王子)は相撲判定が非常に細く、この移動による回避は難しくない
(極論文字が見えた瞬間に王子の周囲をぐるぐる回る移動をすれば回避できる)
ただし、対象を指定する特技であるゆえに、発生の直前までは自動で向きを変え追尾してくるので
自分が避けることだけを考えて移動しては味方に当ててしまうため、後ろに誰もいない状況での回避が望ましい
もう一つ通常以外のダメージ源、黒の斬撃だが
これは完全に対象を指定しないタイプの前方帯状攻撃なので、黒の斬撃を繰り出そうとしている時は一切体の向きを変えない
ただし前方帯状と言っても横範囲が非常に太いため、基本的には横移動でなく王子の側面、背面に移動することでの回避をする
要点をイメージ図にするとこんな感じなので、参考になればと思う
▼要点その2 闇のころもを使わせない
2枚目の詳細データと照らし合わせれば見えてくることがあると思う
- 非怒り状態で25%、75%を削ると確定の衣がある
- 怒り条件は呪文、特技の使用(比較的取りやすい)
つまり大きく体力を削りに行く場面では必ず怒り状態にしておくことがまず大事な一点
しかし怒り対象が倒されてしまった場合などでの怒り解除、または上手く怒りが取れなかった場合は
「休み状態の間に75~50区間を削り切ってしまう」手段を取ることになる
具体的にはおたけび、足ばらい等に頼ることになるが、どちらもDBありで最大5割弱程度の確率でしかないため
スタンショットやサプライズラッシュ等のスタン属性スキルに頼ってしまうのも一つの手
25~0区間での確定衣は場合によっては仕方ないケースもあるが、そこまで行ってしまえば無理やり押し切るのも難しくはない
▼要点その3 どうやって倒すか
FBとDBの減衰率が0.25倍と言う事で、DBが入らない、FBが小になるというケースが珍しくない
また邪神のボスの中では2番目に高い守備力を誇るため、最低条件でのライガークラッシュは1万程度しか出ないこともある
その程度ではライガーを2枚使ったとしても25%すら削れないので、とにかくダメージを伸ばす手段を豊富に用意したい
①ルカニを確実に入れる
最も現実的なのがアステルウィップによる通常攻撃でのルカニ付与狙い(要:ルカニ錬金のムチとウデ装備)
ルカニ効果は2段階に拘ることもないので、1段階さえ入ればというのならこれが適任(スパークショットによる幻惑もついでに期待できる)
それが出来なければDB後にプレートインパクトを打つことで75%程度の確率でルカニ効果が2段階入る
また、水の宝珠で始まりのルカニを入れておくのも非常に有効な手段
②みかわし対策を取る
ライガークラッシュを1回避けられるとそれだけで何千ものダメージを損することになる
しかし、休み状態であればみかわしは発生しないため、先に書いた闇のころも対策と合わせてこれも有効
守備力や低下耐性は高いものの、体力は下から2番目でかなり少ないので、ライガーだけに頼り切らず他職のCTやタイガーの積み重ねで確実に削ることも大事
③魔戦、踊り子はFBステップの成功率を追及する
FBであれば邪紋のつるぎを装備し、且つ攻撃魔力を出来るだけ上げた状態で打つ
ステップも同じく攻撃魔力を出来る限り上げて行う
この2職は低下耐性が0.25倍の相手がいるならばここを怠らずにすることで周回の質が上がる
▼要点その4 鉄壁の盾、退魔の盾を1秒でも早く消す
これはほぼほぼ賢者の役割になってしまうが、完全ガードだけでなくスケープガード(被ダメージ-100且つ周囲5m以内の敵への攻撃も全て吸う)もあるので
鉄壁の盾でFBやライガーを弾かれるなんてのは以ての外であるし
退魔の盾でも単発100ずつ減らされた中途半端なダメージを与え続けてしまうことで闇のころもを使われる危険がとても高くなる
鉄壁の盾は賢者による零の洗礼でしか解けず、退魔の盾もまもの使いの序盤はムチを装備しているため解きには行けない
しかし代わりに発生はかなり遅く、また全体モーションも大きいため、回復を放棄してでも洗礼を入れる余裕はある
自己バフ特有の「一番近い場所にいるキャラの方を見つつその場から動かない」挙動を取っている場合はこれに備えよう
▼要点その5 追憶の呪縛を丁寧にさばく
これはスタン属性のためしばりガードやおびえガードの錬金で防げず、プラズマリムーバー、女教皇のタロット、聖者の詩による治療以外に手段がない
図にするとこういうイメージだが、指定されてから少しの間は青マスを赤マスごと移動させることが出来る、ということ
ちなみにほとんどの場合プラズマリムーバーによる治療となるが
その際どうぐ使いはプラズマリムーバーを指定された対象の名前に合わせながら離れ、発生の瞬間を狙ってタゲダッシュをすることで
巻き込まれてしまった人も含め全員を即座に治療することが出来る(要:プラズマリムーバーの瞬き、戦域)
これをやれれば「デキるどうぐ使い」に見えてとてもかっこいい、気分が良いので積極的に狙っていくことを勧める
▼まとめ
- 虚無を味方に当てるな
- 斬撃で吹っ飛ぶな
- 闇のころもを使わせるな
この3点となる
それらを全て可能にするのは2回連続行動の何回目かを確認、毎回丁寧にタゲ判断をし、立ち位置の修正を都度行うことである
どの敵にも共通することだが、邪神の高速周回はタゲ判と立ち位置が重要性の9割を占める とは私の持論