Ver6.4新武器レビュー 両手杖「セーラスワンド」

▼基本性能と過去装備比較

暴走特化の両手杖が登場

基本数値の高さだけで使っていける伸び率だが、両手杖と呪文暴走の相性は非常に良い

▼すごく強いのに基礎効果のつけ方が雑

両手杖と言えば超暴走魔法陣であり、攻撃呪文を全て暴走させダメージを稼ぐのが基本

つまり全てのダメージがほぼ無条件で+100されるわけで、そんな代物が弱い訳がなく、両手杖を持って攻撃するのなら一択と言ってもおかしくはない

だからこそ、もう一つの基礎効果の会心暴走率+2%を見たときは本当に残念な気持ちになった

何故強い装備を生み出したのにもう片方にまるで意味のない効果を付けてしまったのか…と

魔法使いであれ賢者であれ、すでに超暴走魔法陣上での確定暴走は容易に達成できるため何の恩恵もない

そもそも暴走率+2%と言うのは実戦での影響度はその半分の1%で、陣外からの呪文も多少強くなるぞ!と言われたところで

杖を採用しているのに陣なしで呪文攻撃をすることを前提としたような効果のつけ方は一体何を考えているのかと思う

▼ブルームワンドでCT-10を付与する価値は

まず編成に魔法戦士がいない、且つミラクルゾーン使用時に災禍や霊脈でカンストダメージを叩けることが前提になる

そういった編成であればCT短縮の恩恵は計り知れなく、それがあるかないかで大きな火力差が生まれる

セーラスワンドの暴走+100と比較したときに、暴走時のダメージがカンストで切り捨てられている状況がどれだけあるかがポイントになる

これは使用者の攻撃魔力や敵の耐性などに依るところが大きいため一概にどちらが強いとは言い切れないところだが

「パラ、パラ、魔法、魔法」編成のレギルラッゾ&ローガストⅣであればブルームワンドが活躍できる

▼セーラスワンドの欠点

恐らくもうお気づきだろうが、「カンストダメージが出る」ケースが多いと何の効果もない杖になってしまうこと

パニガルムや防衛軍、邪神など火力を伸ばす要素が多い同盟バトルあたりが典型例

そういったケースだと輝天の杖の行動間隔短縮が強かったりする…が

魔法使いがカンストダメージを出し続けられるならそれは最早楽に勝てる状況が整っているということなので

どの杖を持っていようが大差ないと言っても差し支えない

▼ヒーラー賢者としての用途

ブルームワンドのレビューで触れた、賢者をヒーラー起用する場合に両手杖が強いという話

これは両手杖ラインに強化が入ったことでより一層適性は上がっているのだが

ブーメラン装備時に回復魔力が80付与されるようになったことで賢者の回復魔力最大値は両手杖ではなくなった

しかしながら、両手杖には速度錬金を確保するコストの低さ、早詠みの自動付与や手の空いたときに打つ攻撃呪文が段違いに強いなど利点もある

故に両手杖でヒーラー起用を計ることに関してはこれまで以上に優秀な立ち位置になれたわけだが

そういった起用法だとセーラスワンドを持つ理由が回復魔力が15高いという一点だけになってしまう

きせきの雨のCTが75から70になったことによるCT-10の恩恵は本当に大きいため、それならばブルームワンドが一つ抜けて強い

▼総評

他武器の例に漏れず基礎効果のつけ方が雑でもったいないの一言に尽きる

が、攻撃用の杖としては本当に強いので一本は持っておくと良いだろう

+100ダメージは攻撃魔力だけで伸ばそうとすると60もの数値になるため向こう2世代ほどは最適と言える可能性もある

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です