羅刹王バラシュナ 僧侶のかいふく魔力は重要なのか?

▼結論から言うと

超重要です

そんな訳で今回は以下の事柄を順に記していこうと思う


  • なぜ重要なのか?
  • かいふく魔力を上げるには?
  • 実際の調整例

▼なぜかいふく魔力は重要なのか

・ベホマラーの回復量が増えるから

かいふく魔力を1あげるとざっくり聖なる祈り状態で0.4ぐらいの回復量の増加が見込める

錬金1枠につき15~18(17とする)6.8 3枠になるとそれだけで20変わる

バラシュナの範囲攻撃各種で特に痛いのが「羅刹爆震」と「ジャッジメントダーク」(どっちも330×2ぐらい)

これに対して当然ベホマラーを後出しして対処する訳だが、これを出来れば全快、少なくとも最大HP-20くらいまでは戻したい

そうしないと回復を入れても次の攻撃に耐えられず、せかいじゅのしずくに頼ることになってしまう、というのが理由

・具体例

以前とても参考になる文献を作ってくださった方がいたためまるまる引用

バラシュナ戦では死神のピアスを装備しづらい(祈り早詠みピオの更新を魔犬の仮面に頼りたい)ため

実際はこの表から回復量は-15となり

凡そ660ダメージを全快させるには1100程度のかいふく魔力が必要なことが分かる

逆に970程度の魔力だと、最大HP730のキャラが受けるジャッジメントに対してベホマラーをした後のHPは凡そ680程度になり

次の攻撃で高い乱数を引いたときに耐えられない

・いやしの雨あるでしょ?

もちろんそれはその通りであり、基本的にはいやしの雨があるのを前提とするわけだが

きせきの雨を使わなければならない場面がある以上必ず雨なしで攻撃を受けざるを得ないケースは存在する

雨がないイコール賢者は回復補助が出来ない状態であり、そんな状況でも負け筋を作らないようにするための目標値

・ベホイム使えば?

ほとんどが範囲攻撃であり、一人受けを徹底していると移動ばかりになるため攻撃回数が大きく減る

また、この敵の特徴としてターゲットを指定しているにもかかわらずターゲットの方を見ずに攻撃してくるというのもあり

味方の立ち位置を常に完璧に把握していてもベホイムで回復するのは困難且つ遅れがちになる

そのため全ての攻撃をベホマラーで回復したい

・せかいじゅのしずくは?

どうぐ使いに転職するという手段を使わなければ発生まで2秒かかってしまう非常に重い行動となる

ベホマラーであれば早詠みなし状態ですら1.4秒前後、早詠みがあれば1秒で出来る行動になるため、ベホマラーでの回復をするべきである

アイテムを含めた行動の準備時間は次の行動ターンが溜まらない時間になるため、行動が追いつかなくなる原因にもなり

アイテム代がかかる以前に僧侶でせかいじゅのしずくを前提にするのは悪手

▼かいふく魔力1100を目指すには

・耐性錬金とのトレードオフ

魔法系後衛職は物理前衛と違って体上下の錬金を耐性か魔力かを選択する必要があり

現状Lv118の僧侶であればかいふく魔力錬金を一切つけなかった場合の数値は970~980程度になる

バラシュナ戦で受ける可能性があり、且つ錬金で防ぐことのできる状態異常は

  • 呪文(神速メラガイアー、連続ドルマドン)
  • どく(死毒の旋風)
  • おびえ(絶対零度)
  • 混乱(凄絶なる禍唱、魔蝕、おぞましいおたけび)
  • 呪い(魔蝕、おぞましいおたけび)
  • 封印(おぞましいおたけび)
  • 即死(デス・スコルピオ)
  • マヒ(急襲ジャンプ後のダメージ床)

足錬金の踊り転びを除いてもこれだけの数になる

当然これらを全て賄うことは不可能であるため、まずは回避不可能などくと即死を100%を確保し

体上+盾+宝珠で呪文耐性を合計54%まで上げておく(魔結界2段階状態で無効になる)

その上で当たるイコール死である混乱、呪い、封印をまず切り捨て、残るおびえとマヒをつけるかどうかの選択になる

おびえガードは頭にしかつけられないため、魔力ではなくHPとのトレードオフだが十分選択肢にはなる

…のだが、魔想念たちに存在判定がなくすり抜けられることで絶対零度は簡単に回避可能だったり

レギルラッゾ&ローガストの出現ターン前にキラキラポーンをしておくという対応の方がおすすめ

残るマヒは、ガルドドン召喚中は足の踏み場がなくなるレベルでダメージ床を設置されまくるため、感電床を踏むのが一番マシ…という状況も少なくない

しかしこれも同じく召喚ローテを読み事前にキラキラポーンで対処することで省くことができる

・参考:絶対零度の回避

・簡単にまとめると

毒100、即死100>呪文耐性54>かいふく魔力>最大HP>その他耐性

こういった条件で錬金効果を選び、素の状態から不足しているかいふく魔力を目標値へ近づける

しかし、不足分130という値を錬金だけで埋めるのは当然ながら不可能で、ある程度の妥協値になることは先に添えておく

が、回復魔力錬金を一切積まず状態異常耐性だけを固めてしまうとそれが要因になる負け筋が生まれるという点が大事

防具セットはひかりのローブか妖炎魔女のドレスの二択

ひかりのローブは行動時マホターンやたまに呪文反射が地味に便利で、妖炎との魔力差も4しかない、体下フリーで揃えやすいのがおすすめ

妖炎魔女はたかが4差でもされど4差と言ったところ

腕や足錬金を魔法と賢者に使いまわせるのも◎

▼実際の調整例

ポイントは僧侶の基本耐性である即死ガード25%を利用し、即死ガード錬金を1枠+宝珠で済ませていること

その上で新ボスを倒したい気持ちから張り切って高額品の購入に踏み切ってしまっているが

毒ガードを聖守護者のゆびわ+宝珠で100%にする

という選択をすると頭錬金をHP、HP、即死 体上錬金を呪文耐性、呪文耐性、かいふく魔力と言った調整にすることもできる

これは指輪を作る労力さえクリアすれば非常に安上がり且つこれよりさらにかいふく魔力を高めることができる

まとめると

 

左が私の行った調整、右が魔導将軍なしパターンで変更点を赤文字にしてある

この状態で宝珠をきちんと調整していれば回復魔力は1060前後か1080前後になり、目標値にかなり近くなる

Ver5.5後期で行われるであろうレベル解放、大紋章の合成まで見据えると目標達成も見えてくる

また、現時点でも輝石のベルト(HP回魔)を使うことで、右パターンならHPを720程度まで下げた上でならかいふく魔力1100という数字は達成可能だったりする

▼おわりに

参考動画とまでは言わないがこの状態での戦闘風景として称号戦の様子を以下に

回復量が多いことが直接的な生存理由になっているケースはほとんどないのだが

かいふく魔力を高めていることで雨切れジャッジメント後に次の攻撃を耐えないHPになっていることがなく

余計な回復の1手を省けているため間接的に手数の向上、バフ更新の余裕が生まれている

また、祈りなしベホマラーがちょうど現在HPの半分程度の回復にもなるため、蘇生直後にその一手を打つことも出来ている

魔力を犠牲にした耐性錬金は確かに当たってしまったその一瞬は助かるし、それが原因で負けないこともあるだろう

しかし、僧侶に限らず回復役に出来ることは味方をどれだけ攻撃に集中させるかしかないので

自身の保険のために攻撃役にやいばのぼうぎょやせかいじゅのしずくを使わせる回数を増やすのは絶対にいけない

特に僧侶で言えば、天使の守りを発動させることは今現在もはや最悪の一手ではなく

状況に応じて天使の守りに頼っても復活時祈りや不滅の祈りで即戦線復帰できる可能性もかなり高い

状態異常を伴う攻撃に当たるな、甘えるなという意味ではなく、それよりかいふく魔力を優先することでやれることが増え

結果的に行動ターンにも余裕ができじっくり範囲攻撃を回避できるという良循環になる

 

羅刹王バラシュナ 僧侶のかいふく魔力は重要なのか?」への 2件のコメント

    1. 質問箱でも答えましたが、スカラ2段階は自分でつけることができるからです
      反面ピオラ2段階は仮面以外でつけることが出来ないからです
      ステータスが守備力優先なのはすばやさというステータスを15上げても出来ることは増えないからですね
      守備力15上げればレギロサソリあたりからの打撃ダメージを数ポイント抑えることが出来ます

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